詩 【詩】しん 2020年7月1日 街灯と枯れた木につつまれた 冷えた空の下をぽてぽて歩く 一人の少女は港町のようで そこだけは暖かにも感じる 無機質な世界は息を吹きかえし 目をあけては呟きはじめ 忘れかけた命の営みに心躍らせる 沈みゆく運命の中で それは…