詩 【詩】骨のような女は 2020年8月17日 骨のような女は、犬を連れて歩いていた。それが何の犬か、僕には解らなかったが、紐を付け、首輪で引いていたのだから、犬には違いなかった。枝のような腕で、紐を吊っていた。奇妙なことに、女もまた、天から吊られているようだった。頭…