【詩】音楽の洞穴に逃げ込みたいのだ

きっと、音楽の洞穴に逃げ込みたいのだ。
社会を避けて生きていきたいのだ。

傷つくから、怖いから、

じゃあ何が怖いのかと言えば、
それは人間に違いない。
自分を含めた人間に違いない。

ほとんどの人間が、
自分の魂の方向とは
違うことをしている。

人生を奪われて、
それを是としていること、

そのことが、彼には
何よりも理解しがたい。

おまけに、善意を装って、
恣意的に他人をコントロールする
ひどい嘘吐きさえいる。

みんなのためといって、
ごく一部のために動く。

だから、僕は社会が怖いのだ。
ほとんどの人間が怖いのだ。
音楽の洞穴に逃げ込みたいのだ。

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