【詩】2010年7月8日の蝶は

押し潰された泥の上で羽根をゆらめかせる橙の蝶は暑さを増す朝の日差しの下でそれをオアシスのように感じているのだろうか、そう見えて仕方がないが僕が現実を突きつけよう、それはただの泥だ、その可愛い足を鈍らすただの泥だ。

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