【詩】愛情とは、高次の生存欲求。

愛情とは、高次の生存欲求だと思いました。

何故、愛情と言う感情が生まれるのか。
そう考えた時に、必ず何か、原因があるはずです。

「何で、誰かを好きになるって思うの?」
「人は、愛で生きているからだよ」

こんな曖昧な回答では、納得できません。
何かしら、必然性があるから愛が生まれます。


必然性とは?


例えば、種の保存が理由ではどうでしょうか。
保存だけなら、別に愛情など必要ありません。

生存欲求が理由ではどうでしょうか。
技術発達で、一人で生きていける場面が増えてしまいました。

衣食住が最低限満たされた生活環境
しかしそれ以上の安定があるとなお良い

更なる安定的環境がほしいと考えた時に、
チームを組むということは良い発想です。

そこで、人は愛情というツールを利用して、
互いをつなげて、チームを作るんじゃないでしょうか。

最低限の生活の一つ上、安定という、
高次の生存欲求を満たすために。


知っての通り、基本的欲求が満たされてしまえば、
人は、自分自身のためだけに努力するのは困難です。

しかしなぜでしょう、他人のためなら、
身を粉に出来る人はとても多いと思います。

家族がいるから頑張る
恋人がいるから頑張る
仲間がいるから頑張る

頑張ることで、更なる安定は生まれます。
それを実現するために、無意識に人と繋がります。


安定とは、肉体的な部分もそうですが、
精神的な安定や、成長もそこに含まれます。

その人となら、心の成長が得られる。
自由恋愛とは、おそらくそういうことです。


自然に芽生える、生存のためのツールが、
愛情なんじゃないかと思いました。

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