【詩】芸術家であれ

僕はつねづね芸術家でありたいなあと思っているのですが、なぜ芸術家であるのか、なにが芸術家であるのかなんて、それはもうどうしようもない複雑怪奇な生命体のようなことなのだと思っています。
存在価値だとかよく知りませんし存在証明とかもう終わったのだなとこの頃は感じているのですけれども、だからといって何か作らないというわけにはいかず、ここにこうして作ったものを置いておきたいなって思った次第なのです。
いくつかのペンギンたちが地雷原をあるくように、僕たちは僕たちであるということに必死なのかもしれませんけども、それは実際にはそんな風に感じているだけなのかもしれないのです。
本当に不思議なことに、雪は未来に降らないのです。
そして時間は逆に流れてしまっています。
いつまでこんなことを続けるのかと、その猫はひたすら考え続けるのですけれども、どうにもやめることができません。
どうにもやめることができません。
どうにもやめることができません。
どうにもやめることができません。
どうにもやめることができません。
どうにもやめることができません。
これは創作です。
世界の全てです。

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