【詩】ぬらぬら生きているのであります

あの人の年も あの人の年も
越えてしまったなあと
時折 想うのだけれど

子どもの頃とあまり変わらず
ぬらぬら生きているのであります

家族や子どもがもし居たのなら
何かちょっとは変わるのかなあと
時折 想うのだけれど

大人はただの呼び方のようで
ぬらぬら生きているのであります

このまま十年後も二十年後も
同じように動いているのかなあと
時折 想うのだけれど

それでも幸せなら別にいいかと
ぬらぬら生きているのであります

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