LR/sounds.Artででです。
本日新宿Marbleお越しいただきありがとうございます!今後ともどうぞよろしくお願いいたします! pic.twitter.com/gl1DMNIyQv
— ナタラシズム (@natarasism) November 2, 2019
2ピースバンド『ナタラシズム』の11/2(土)新宿マーブルでのライブに来てくださった皆さま、本当にありがとうございます。
今の正直な気持ち
をお話すると、本当にありがたい、嬉しいなという想いが一番強いです。
どれぐらい長いこと、バンドでライブをやっていなかったんだろう、でもそうした中でまたライブすることが出来たのは、今繋がってくれているあなたのおかげだと本当に思います。
改めて、ありがとうございます。
それで他にもいろんなことを考えたんですが、ライブハウスの方との話でひとつ印象に残っているのが
今後の展望
の話です。
「バンドとして、どんな展望をもっていますか?」といった質問でした。
それはメジャーデビューしたいとか音楽で食っていきたいとか、そういう物理的な話以外にも、どんな人に向けて歌いたいのかとか、そういう精神的な話も含まれます。
以前、【い】僕は音楽で何を伝えたいのかって記事で「もっと自由にやったっていいじゃん」って話を書いたのですが、基本的にはなんというか
不完全でもいいんだよ
ってメッセージなのかなって思って、その時はそう答えました。
でもライブをして改めて考えてみると、それだけじゃない、もっと違うものもあるんだろうなあって気がしています。
それで、僕が今までの人生でシンパシー的なものを感じてきた単語(音楽を除く)を書き出してみたんです。たぶん出てきた順に重要なものなのかなって思います。
- 革命
- 国
- 思想
- 宗教
- まだ見ぬ何か
- 世界観
- 世界
- 夢
- 変革
- 神
- 信念
- 宇宙
- 次元
- 理想
- 絶対性
- 精神
- 心
- 生死
- アニミズム
- 古神道
- ヒンドゥー教
- シヴァ
- ナタラージャ
- 幽霊
- お化け
- 神社
- お寺
- 廃墟
- 赤
- 血
- 心臓
- 占い
- タロット
- 脳
- 瞑想
- 幽体離脱
- 音
- 精神統一
- 明晰夢
- 潜在意識
- シンギュラリティ
この辺は全部僕の中で繋がっていることなのですが、たぶんこの中でも
革命、国、思想、宗教、世界
といった単語は、すごく重要そうだなと思います。
中学校のころ古代中国の墨子という思想家が好きだったんですが、『兼愛・非攻』という精神を説きながら墨家集団を率いて全国の城を守って回った人です。(守城の専門家でもありました)
主な思想
主な思想は以下のとおりである。兼愛・非攻のような非常に理想主義的な思想を展開する墨子は、当時勢力の拡大に躍起になっていた諸侯の考え方とは相容れず、諸侯からは敬遠されがちであったことが、墨子の多くの編から読み取ることが出来る。兼愛
兼愛とは「天下の利益」は平等思想から生まれ、「天下の損害」は差別から起こるという思想。全ての人に平等な愛をということである。非攻
墨子(Wikipedia)
非攻とは一言で言えば、非戦論である。墨子直著と見られ、「人一人を殺せば死刑なのに、なぜ百万人を殺した将軍が勲章をもらうのか」と疑問を投げかけている。
思想それ自体も好きなんですけど、何より思想集団っていう流動的な国家みたいなものを率いながら理想を貫き続けた、その姿勢というか在り方がすごく良いなーって思ったりするんです。
僕は理想主義なので、何か自分の信じる生き方というか、在り方はとことん貫きたいと思っています。
それはすなわち人生に対する思想であって、信仰のようなものにも近いです。
世の中にはたくさんの”宗教”があって、
僕たちを事あるごとに誘い込もうとしています。
例えば『働かなければならない』とか『健康のために毎日納豆を食べよう』とか、いろんな『こうするといいよ』がありますが、結局本質的にやってはいけないことなんてこの世にないです。(法律的にNGなことはあっても)
健康にしたって、本人にあった食べ物とかがあって、たとえダイエットにバナナが良いと言ったってバナナ食べて喉がかゆくなる人はやめといた方がいいわけです。
大きなところで言えば
『お金教』は現代社会の本質宗教
です。
「いやいや、お金がすべてじゃないよ」
という人も多いと思いますが、全てじゃないと思っていても、それが全てになるように巧妙に広告などは機能していて、お金が人生の中心になるようになってしまっています。
そういったたくさんの宗教がある中で、自分の生き方在り方はどうなのか、
自分の信じる”宗教”とは一体何か。
それをもっともっと形にして、絶対的に信じられるものの廃れた現代社会に生き方在り方として、音楽を通して示していけたらいいなあって感じたりしました。
墨子はまるで流動的な国家のような思想集団を作ったけれど、そこまでガッチリしたものではなくても、なんか居場所のようなものを作れたら嬉しいなあって今は思っています。
LR/sounds.Artでした、おやすみなさい。