【詩】安全地帯から黄泉を眺める

大きな川の橋の上から、川の流れを見るのが好きで。

それはおそらく死に近いから、なおかつ安全な場所だから。

安全地帯から黄泉を眺める、あまりにエゴに満ちていて、

そこで自然を感じているから、僕はきっと現代人だ。

とおくの明かりとちかくの流れ。
とおくの光とちかくの墓場。

どちらも恋しいものだけど、今の僕にも決められません。

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