【詩】ひとつ
自分と他人、物質と自然、社会と地球、宇宙と空間、時間、無、全てが一つであると体感出来て初めて、一人前と呼べる存在に、なれる気がします。自分だけを信じていては駄目だし、一生の命題になり得ることなんだと。
音と文と屑
自分と他人、物質と自然、社会と地球、宇宙と空間、時間、無、全てが一つであると体感出来て初めて、一人前と呼べる存在に、なれる気がします。自分だけを信じていては駄目だし、一生の命題になり得ることなんだと。
ハサミでこの手を切る勇気もない。ハサミでこの手を切る勇気もない。ハサミでこの手を切る勇気もない。ハサミでこの手を切る勇気もない。ハサミでこの手を切る勇気もない。 ぼくはとんでもないおくびょうもので ハサミでこの手を切る勇…
とんとん とんとん ここにいるよって 物置のなかで 聞こえます まあるい月 星あかり 優しい空で 聞こえます とんとん とんとん 暗がりの底 聞こえます ぎしぎし 木のいた 踏みしめて とんとん とんとん ここにいるよっ…
にんげんってこわい
真っ白 粉雪 ブロッコリーねぇ山 何を想っているの さらさら 流れて 透き通るねぇ水 君は寒くはないの ネズミたちは たちまち隠れる 火を起こせないから穴の中で夜を明かす カゲロウ カゲロウさんさん 飛ぶよ 太陽は見えな…
虚ろなことダラケ。 でも私はここにいます! 元気ですよ!
それは粉だ。ただの粉。 ダンゴムシがニカッと笑って口の端からサラッと垂らす それは粉だ。ただの粉。 ダンゴムシは その病状をなにも知りはしないのだ。 ヘラヘラと笑いつづけてなおかつ満足しつづけてその病状がなんたるか理解は…
スズメ スズメ こんな日に跳んでいたら 羽が濡れてしまうよ
スカイツリーの上からぺしゃっと落ちた 小さな子どもの妖精 よたよた歩いて前をめざしてる 小さな子どもの妖精 スカイツリーの上からぺしゃっと落ちて よたよた歩いて 前をめざしてる小さな子どもの妖精 ほらごらん あっちに行き…
街灯と枯れた木につつまれた 冷えた空の下をぽてぽて歩く 一人の少女は港町のようで そこだけは暖かにも感じる 無機質な世界は息を吹きかえし 目をあけては呟きはじめ 忘れかけた命の営みに心躍らせる 沈みゆく運命の中で それは…
雨を食べて 雨になって しとしと落ちる 土の上 水を含んで 水になって ちょろっと流れる 山の中 日が落ちて 夜も更けて さっと落ちてくる 星の屑
さかながはねた みずのはもん ひろがって ひろがって おそいかかるすんぜんで きえた きえた きえた