街灯と枯れた木につつまれた
冷えた空の下をぽてぽて歩く
一人の少女は港町のようで
そこだけは暖かにも感じる
無機質な世界は息を吹きかえし
目をあけては呟きはじめ
忘れかけた命の営みに心躍らせる
沈みゆく運命の中で
それは一つの安らぎであって
雪は優しく降り積もり
風はしんと静まりかえり
夜空は僕を暝らせる
音と文と屑
街灯と枯れた木につつまれた
冷えた空の下をぽてぽて歩く
一人の少女は港町のようで
そこだけは暖かにも感じる
無機質な世界は息を吹きかえし
目をあけては呟きはじめ
忘れかけた命の営みに心躍らせる
沈みゆく運命の中で
それは一つの安らぎであって
雪は優しく降り積もり
風はしんと静まりかえり
夜空は僕を暝らせる