誰だって苦しい時がある。
誰だって泣きたい時がある。
胸がいっぱいで、
辛くって、
上手く言えなくて、
そんな時があって、
それを引き出す音楽があって、
それは救いの手であるから、
もがき苦しんでいる中で、
唯一命を繋いでくれている、
膿を少しでもかきだしてくれる、
大事な、音であるから。
人によって、
成果や、使命によって、
自分を形作らなければ、
生きていくことが出来ない、
そんな存在にとって、
嫌な痛みを伴わずに、
輪郭を確認させてくれる、
崩れていかないですむ。
それが、
原点で、
無くしちゃ、
いけないもの。
忘れちゃ、
いけないもの。