【詩】ほうら見なさい

いつまでもどこまでも、
結局は同じことを
繰り返しているだけ

なのかもしれません。

自分なりの人生を
うまいこと渡って行き、

自分なりの舵取りで
それなりのバランスを取り、

そうして造ってきた
望まぬ部分もある世界
というものは、決して

心から楽しいと言えるものでもありません。

それはそうとして、
別に何かが上手くいっていない
というわけでもなく、

むしろそこそこ
何とかなっている方
なのであって。

だから感謝して生き
なければなりませんが、

恥知らずの天邪鬼

ですから感謝する
ということを知りません。

どこか人を食ったような
眼差しでいかにやれるか

というスタンスで

同じ土俵に立たない
ものですから、

ほうら見なさい、

いつまでも土俵には立てないのです。

別に、それで
いいんですが。

(ほうら見なさい)

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