【詩】隙間

この僅かな隙間をまたぐ瞬間

言いようのない何かが噴き出す気がする

真っ白い空間の中でただ一人

何をすることも出来ず立ち止まっている

長い間立ち止まりすぎたせいか

ほんの少し先の光景に想いを募らせるだけ

淡々と時だけが過ぎていく中で

次第に私は空間に喰われ始めるのか

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ふと見れば
既に足は無く

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