LRでです。
なんか昨日ぐらいから突然アンビエントっぽいギター演奏をやりたくなって、ボリュームペダルを探しています。
ボリュームペダルって何かというと、ギターなどの音量を0から10まで足元で操作できるやつで、アタック音が消えるのでバイオリンみたいにすごく小さな音からグワワワワって大きな音にできるペダルです。
ボリューム奏法とかVolume Swellなんても言われますが、ジェフベックとかスティーブヴァイがよくやってるイメージがあります。
で、アンビエントギターはこういうのなんですが、
これ系のギターをやるのにもボリュームペダルってあった方がよくって、今はもってないのでどれか買おうかなーって物色してます。
実は昔何台か買ったり売ったりしたことがあって(そんなんばっかや)その時の経験も踏まえつつ次は何買おうかなって感じです。
まず一番の有力候補としては
Morley Little Alligator(Steve Vai Model)
です。
これはさっきの動画でも上げたChords of Orion(Ambient Guitarですごく色んな演奏してる人)も使ってるんですが、オプティカルサーキット(光学式)でボリュームカーブもだいぶスムーズにしてあるみたいで、ゆっくり音量を上げていくプレイに最適です。
ただちょっとマニアックなのか中古であんまり出回らない上に中古だとやたら安い時とかあるので、買い時が少しむずかしい感じです。(といっても新品でもそんな高くはないけど)
次は定番のモデルの派生で、
ERNiE BALL #6182 MVP Most Valuable Pedal
アーニーボールの定番ボリュームペダルがアクティブ回路になって、ゲインコントロールとミニマルボリュームがついたモデルです。
ボリュームペダルってエレキギターのポットをもう一つ増やす感じなんですが、ポットを増やすと余分な回路が増えるのでどうしてもダイレクト感が失われたり、ローとハイがせばまってのっぺり感が出たりしがちです。
なのでその音やせがガマンできなくて僕もボードに入れては外してたんですが、アクティブ回路にするとブーストされてのっぺり感を補ってくれるので、「元の音色とそん色ないよね」ってなって使いやすくなります。
アーニーボールのボリュームペダルはボリューム可変はそこまでスムーズではないイメージですが細かく調整できないほどでもないです。ギア式と比べたらヒモ式なので調整しやすいんだと思います。
ボリュームペダル全体では良い位置づけなので、そこに音やせ防止のアクティブ回路がついたら最強みたいな感じかもしれません。ちなみにチューナーアウトもついてて便利です。
次は、高くても妥協したくない人向けだと
Lehle Stereo Volume
は面白いと思います。
これは僕も仕組みをよくわかってなくって、ただ何か永久磁石を使った新しい方式のボリュームペダルだそうです。まだ見たことしかないですが現物はデカいし重そうでした。
映像はけっこう出回っていて、
これとかめちゃくちゃナチュラルで全帯域にわたってキレイにボリューム可変してくれていて、音量変化もかなりスムーズです。
今までボリュームペダルといえばポット式(ヒモ・ギア)と光学式がありますが、これはどれとも違う音がします。
ポット式はもっとアナログな可変で、光学式はなんていうかスライムみたいな非現実的な音がしますが、これはすごくギターの音がそのままして新次元のボリュームペダルって感じがしました。
高くて重そうとか、新しい技術なので耐久性がどうだろうとか気になる部分はありますが、音を第一に追求するなら良さそうだなと思います。
長くなったのでラストに行くと、
BOSS ME-80
もありだと思います。
ここに来てマルチかって感じですが、実はリングモジュレーターとか特殊なエフェクターもいくつか欲しいというか、ディレイモジュレーションもいくつあっても困らないので手に入れてみたいなーって感じです。
BOSSマルチでもMEシリーズはツマミが全部出ているので、実験音楽とかノイズとかそっち方面にも使いやすいです。
もちろん音色的にはボスボスしてるけど、いろいろ遊びたいなーって時にはオールインワンですごく便利だと思います。楽しそう。
ということで、文章にしてみた感じはLehle Stereo Volumeが気になっているけれど、とりあえず使えるということでME-80かLittle Alligatorが候補になってくるんじゃないかなーという気がしてます。
どちらもあまり慌てて買うものでもないので、ゆっくり考えてタイミングあったら手に入れてみようと思います。
LRでした、おやすみなさい。