LRでです。
コピーライターのひすいこたろうさんの本に、『あした死ぬかもよ?』って本があります。
「あした死ぬとしたら、あなたは何をしますか?」
って帯に書いてあるんですが、人生最後の日に笑って死ねるように、いろんなものの見方とか、本当にやりたいことは何かとかを気づかせてくれるワークがたくさん入っている本です。
それで、なんでこんな話をするかというと、最近よく
「もうすぐ死ぬかもなー」って考えることが増えた
からです。
もちろんこれは未来予知的な話じゃなくて、「自分は実はガンかもしれない」とか「何か致命的な病に気づかないうちにかかってるかもしれない」とか、感じることが増えました。
僕は父がすでにガンで亡くなっていて、母方の祖母もガンだし、親族に自ら命を絶ってしまった人もいます。
だからどうしたって話じゃないんですが、この頃は以前にも増して体力がなくなっている感じがして、よく寝てしまうし、1日6時間も動いたらだいぶだるいです。
この間、カフェイン中毒の症状を思い出した時にも書いたけれど、数か月前からピタッとコーヒーが飲めなくなりました。
きっと何かのサインで、「やめないとヤバいよー」って教えてくれたんだと思います。
それで、「そろそろ死ぬかもしれないなー」って思った時にいつも思うのは、
死ぬまでにたくさんのものを残したいな
ってことです。
もっとやりたいこともあるし、残したいものもあるし、何より突き詰めたいものを突き詰め切れてないので、たくさん作っていきたいと思ってます。
一方で、「まあ今死んだらそれまでだなー、そういうものだったんだなあ」って想いも心のどこかにはあって、
たぶん携帯とかぶっ壊れたらぶっ壊れたでデータの存在を忘れてケロッとしている僕なので、それとおんなじ感じにとらえているのかもしれません。
いろいろやってきたな、考えるべきことも大体考えたな、もういいかな。
って思いもけっこうあります。
ただすごく面白いなーって思うのは、
いつまでたっても発見がある
ってことです。
25年以上、ほんとに色んなことを考えてきたし、
ブッダはどう考えていて、悟りはこういうもので、世界の仕組みはこういう風で、もっと本質的なところはこうなっていて
とか、何となく分かったつもりではいるけれど、それでも考えれば考えるごとに、いろんな発見があります。
「3ヶ月前の自分バカだったなー」
ってよく思うんです。それだけ成長しているのかも。
あした死ぬかもよ?を忘れずに、毎日を生きて、たくさんのものを作りたいなって思います。
LRでした、おやすみなさい。