LRででででdす。
なんかめっちゃ久々に書く気がします。
昨日はバンドのドラムくんとライブに行ってきました。ヴィジュアルっぽい日で僕としてはほぼ初経験で新鮮でいろいろ発見があって楽しかったです。
で、今日の話はそれとは全然関係ないんだけど、
知ることの毒
ってあるなあと最近よく思ってます。
5月ぐらいに、
という記事を書いたけれど、昔からそういう時期がたまにあって、めちゃくちゃ知識を入れます。
だいたいは興味あるジャンル2つぐらいの本を50冊とか100冊とか手にしてドバーッて入れて、しばらくは収まるみたいな。
他にも気になったことはすぐ調べるし、興味のあることは露骨に興味を持ちます。
これっていわゆる知識欲というやつだと思いますが、そんな自分の動作を見ていると、
知識欲もまぎれもなく『欲』だよなあ
って思うわけです。
すごくお腹が減ってる時に暴飲暴食したり、寝たい時に24時間寝たりとか、そういうのと動き方が同じです。
一般に知識欲とか知的好奇心は良いものとされているけれど、必ずしも良いことばかりではないです。
例えば、
1.夢目標へのフォーカスがブレること
これがあんま良くないです。
あれも知りたい、これも知りたいだと確かに色んな知識がついて応用力もどんどん増していきます。
でも手にした知識に影響されて、余分な情報がどんどんピントをズラしていくわけです。
2.気づかぬうちに時間を奪うこと
もあります。
知識を入れるのは良いことという常識が無意識にあるので、良いことだと思ってやっているので自然と時間を差し出してしまいます。
3.物質的スペースを取ること
も、本ならではの特徴としてあると思います。
本って中身まで紙でみっちりしてるので、けっこう存在感があります。
僕のイメージで言えば『木で出来た石のイメージ』に近くて、それがビシッと本棚につまってるとなかなか存在が重くて疲れてしまいます。
もちろん良いこともいくつかあります。
例えば、
たとえ余分な知識だとしても、ある場面でふと役に立ったりすること
があります。
本とか学校の勉強がまさにそういう種類のもので、いろんな視点から俯瞰して話す時に、リベラルアーツ的に後から効いてきたりします。
その結果、かつて差し出した時間の何倍もの時間をショーットカットすることも可能です。
他にも、読んでいると単純に頭を使うので、頭の回転量を維持する練習というのも効果として言えるかなと思います。
その辺を踏まえると、
やっぱり本ってやめられないなあ
って思うんですが、でも欲は欲だともやっぱり思います。
なので、どう付き合っていけばいいかというと、正道としては
適度に消化して適度にガマンして生きていく
かなあと思います。
でも別の考え方としては、怒りなどの強い感情と一緒で、一番力が出るタイミングでもあるわけです。
なので、
知識欲をぶつける対象を絞る
のも良いなあって思いました。
僕で言えば、
・音楽のこと
・占いのこと
・心理的なこと
・アートのこと
このあたりに絞られているけれど、たとえばこれを音楽と占いだけにしてみて、他は一切知識を入れないと決めてしまうとか。
対象が欲だから難しいなあって思うけれど、痛みが体の悪いところを教えてくれるように、知識欲からのひとつのメッセージとして、一度チャレンジしてみるのもいいなあと思いました。
LRでした、おやすみなさい。