【に】役に立ちたくなあい

LR/sounds.Artでででです。

ちょっと長時間起きてて頭がふわふわ気味なのでだらだら書いてみます。

前回ブログ書いたのいつだっけって見てみたら5月1日の【に】自粛生活で変化したこと3つが最後だったのでだいたい20日ぶりですね。

なんか最近はしばらくアップしてなかったYoutubeとかインスタとかをまたアップするようになってきて(今週はちょっと途絶えてるけど)、自粛のゆったりさを通してちょっとずつですが色々回復してきてる気がします。

とはいえ

ずっと家にいる

ので、いつも以上に引きこもり度が増してきて、もうこのままずっと引きこもって生きていこうかなみたいな気持ちになってます。

それでこうやって家にいると、どんどん『自分への見つめ度』がアップしていくというか。

やりたいことがより見えてくるというか、やりたくないこともより見えてくるというか、なんというか

”ワガママレベル”で自分に正直になりすぎるなあ

って感じがしています。

例えば4月ちょっと前から続く自粛生活を通して今思うことは、

「人と会わないってなんて幸せなんだろう!」

ってことです。

もちろん寂しさとかつまらなさとか、人と会わないことによるネガティブポイントも出てくるんですけど、それ以上に生活にソリッドさが出てきます。

そんな制限された絞られた生活の中で過去のことを振り返ってみると、

「別にあの予定はなくても良かったなあ」

みたいな行動がアリアリと見えてきてしまいます。

だいたいなんでも代用品が見つかるとか、自分のやりたいこととは関係なかったとか、なんか無意識に踊らされちゃってたなあみたいなものが明瞭になるんです。

あとは予定がないので毎週じっくり休める。これも心身的に大きいです。(平日もわりと休んでるけど、、、)

だからそういうものは「いらないよね」みたいになるんですけど、そうやって今までやってきた社会的な繋がりとか楽しみを「いらないよね」って話をすると

「なんか納得できない」

みたいな気持ちを抱いてしまうこともあります。

それはなぜかというと、人は社会をつくる動物なので社会的つながりを否定することは生存本能を刺激してしまうからですね。

あとは過去の社会的楽しみを否定されると今までの楽しみを否定された気持ちになってゲシュタルトが揺らいじゃうというのもあります。

暗にあなたは間違っているってメッセージを送っちゃってるんですね。(否定しているわけじゃないんだけどそういう効果になってしまうのでそれは申し訳ないんです)

…ってそんな話をしたかったわけじゃない

んですけど、

とりあえずまあなんというか今回明確に「家にいるって幸せだなあ」と思っちゃって、たしかにだるい時はあるんです。人に会わないなら会わないでちょっとだるい時もあるし。

でも生活リズムが崩れる中で無理矢理起きなくていいのは本当に心身が楽だし、そうやってゆとりが出来てくると色んな面で常識が外れていって、見えていなかったものが見えてくるようになります。

その中でも特に今回自分のことで自覚したのは、

たぶん研究者タイプなんだろうな

てことです。

こうやって引きこもって、なるべく時間とか気にせずにいろんなこと書いてみたり作ってみたり、そういう中で得た発見をたまにブログとかYoutubeで発表するだけが社会との接点。

そんな生活が一番自分に合っているんだろうなって思ったんですね。

今までなんか

「誰かの役に立つとかって全然興味ないな」

とか思ってる節があって、でもビジネスとかでも何でも「人の役に立ちましょう」ってやらないと成り立ちづらいですよね。

でも役に立つって言うことはわりと既存のものベースだったりするわけで、それだと現場応用になってしまって新しい発見みたいのは生まれづらいし。

なによりなんか『役に立とうとして頑張ってでもモチベ上がらなくて疲れちゃう』みたいなことが多かったんです。

やっぱり僕が一番楽しいのは新しいもの見つけたとか作ったとかそういうのが楽しいし、それが役立つかどうかってぶっちゃけあまり興味ないんです。(結果的に役立ったらそれはそれで嬉しい)

基礎研究系の大学の先生が言ってたんですけど

「プラプラ歩いてる時に発見が生まれる」

ってのがあって、これは僕も文章を書く立場の人間として完全同意で、研究者とかクリエイターって時間とか納期とか生産性とかほっといてたっぷり時間与えてぷらぷら遊ばせといて、そういう中で新しい発見が生まれる人が多いんじゃないかなーって気がしてるんですよね。

たぶん情報とか興味とかインプットしといてあとは無意識とか新鮮な外部刺激が答えを出してくれるんだと思いますけど、とにかく時間の余裕とか安心とかめっちゃ必要で、そうやって全部担保されて初めて抽象的思考で良いものが生まれるみたいな感じかなーと思います。

そう考えると

「役に立て」はけっこう苦痛

で、なんかアイデンティティの部分とぶつかっちゃうんですよね。

ってなんかまた話それた気がするんですけど、とりあえずそういう研究者気質なんだろうなあというのが分かったので、あんまり気負わずに役に立つか立たないかよくわからない研究結果を発表する感じで音楽もその他思想とかの文章も発表していけたらいいなあと思いました。

LR/sounds.Artででした、おやすみなさい。

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