【の】階段を降りる時の認知処理ミス

LR/sounds.Artででです。

こないだ

渋谷駅の階段を降りていた

んです。

なんかめっちゃ混雑していて、ゆっくり歩かないと前にぶつかるし後ろから押されそうだし、足元しっかり見て段差踏まないとすぐこけちゃいそうみたいな。

でも不思議なことに、

前の人となかなかテンポが合わない

んですね。

前はカップルが歩いていて僕の前には女性がいたんですけど、その方が一歩踏み出したのを確認して足を踏み出そうとしても、どうもワンテンポ……というより4分の1テンポぐらいわずかに早く足を出してしまってぶつかりそうになったり。

ちゃんと気をつけてるつもりなのにぶつかりそうなので、

「何でかなータイミングおかしいのかな」
「前の方のリズムと合わないのかな」

とかいろいろ考えてたんです。

でも前の方の景色をよく見て気づいたのは、

カップルの前に一人分の空間が空いている

ことだったんです。

それで考えたのは、たぶんなんですけど

その空間を周辺視野で見ていたので前が空いていると勘違いした

んじゃないかなーと思いました。

つまり、

中心視野→前の人の足を出すタイミングを見ている(意識的)
周辺視野→カップルの前の空間を見ている(無意識的)

という状況で、脳の中では

中心視野+周辺視野→前の人との距離を微妙に遠く感じる(錯覚の状態)

という距離感の錯覚が起こっているために、

「あ、このタイミングで足を出すべきだ」

と本来より4分の1テンポ早く足を出してしまっていたんですね。なので脳の認知ミス、処理ミスみたいな話だったんです。

それで今回は自分のそういうとこに気づけたから良かったんですが、日頃無意識で処理している情報はあまりにも多いと言うか、それに起因するミスは気づかないところで大量に起こっているんだろうなということも感じました。

僕は原因があって結果があるという考え方はあんまり好きじゃないんですけど、

「たまたま起こった」と思っていても実は必然だった

みたいなことはきっと多々あるのであって、そういうのは認識していない行動がいろいろ影響を及ぼしているのかもなあなんて感じました。

全部が全部を把握して、全部が全部を処理しては現実的じゃないし効率的でもないですが、なるべく細部の変化は読み取って生きていきたいなって思います。

LR/sounds.Artででした、おやすみなさい。

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