【詩】野菜ジュース
野菜ジュース 元気の源疲れた目に潤いくれる野菜ジュース 力の源けだるい暑さに すっきり野菜ジュース しゃっきり歩き出す 雨明けた夜雲去った夜蒸しっとした日駆ける 駆ける彼女 目指すよ野菜ジュースしっかり 片手さ
音と文と屑
野菜ジュース 元気の源疲れた目に潤いくれる野菜ジュース 力の源けだるい暑さに すっきり野菜ジュース しゃっきり歩き出す 雨明けた夜雲去った夜蒸しっとした日駆ける 駆ける彼女 目指すよ野菜ジュースしっかり 片手さ
六時の旅人六時の旅人 動く人 六時の旅人六時の旅人 叫ぶ人 六時の旅人六時の旅人 笑う人 六時の旅人六時の旅人 殺す人 六時の旅人六時の旅人 喋る人 六時の旅人六時の旅人 赤の人 六時の旅人六時の旅人 歩く人 六時の旅人…
憂鬱なカンジで 道を見つめるよ今日は誰も来ない 散々な気分で 空を眺めるよアレは余裕綽々 水を与えるように私は捧げてあげたのに何も知られちゃいなかったのさ 神様だって同じコト草木は隠れちゃって雲は逃げ出すの 渇きが通る …
甲高き骸骨の群れ僕の周りを歩き回る侵されたのか 一息に 本質を見ろ 本質を見ろ お隣さんはネズミを掴む足下見れば優雅に平泳ぎ餌を求めて 飯をくれ 垂れる 垂れる 血 それは 気 ミナモト吸う ミナモト 吸う豪勢 友達 コ…
骨のような女は、犬を連れて歩いていた。それが何の犬か、僕には解らなかったが、紐を付け、首輪で引いていたのだから、犬には違いなかった。枝のような腕で、紐を吊っていた。奇妙なことに、女もまた、天から吊られているようだった。頭…
この僅かな隙間をまたぐ瞬間 言いようのない何かが噴き出す気がする 真っ白い空間の中でただ一人 何をすることも出来ず立ち止まっている 長い間立ち止まりすぎたせいか ほんの少し先の光景に想いを募らせるだけ 淡々と時だけが過ぎ…
音の交錯の中 瞼を閉じて 先を見つめ 空に顔を合わせ 次第に深く歩み 地に傾きを覚え 草にざわめきを感じ 風に仄かな冷たさを 星に不思議な静けさを 時の交錯の中 人の交錯の音を
僕はつねづね芸術家でありたいなあと思っているのですが、なぜ芸術家であるのか、なにが芸術家であるのかなんて、それはもうどうしようもない複雑怪奇な生命体のようなことなのだと思っています。 存在価値だとかよく知りませんし存在証…
苦しみは原点、 苦しみこそ原点です。 そして苦しみはまた、 終着点。 世界を、 何倍にも感じてしまう、 その苦しみを乗り越えた喜び、 僕にとってはそれが、 原点なんだなぁ。 刻め、呑み込め。 見続けろ。
全てを成功させなければならない。そのために何が必要か。実力だ。知識と経験と考察…それらに上手く導くための、感性と行動力が最も必要なんだ。
右目が左目 右手が左手 鏡はまったく分からない 裏側のぞく猫いたら バカだな バカだな 笑ってみるけど 案外 違いはないのかな 鏡よ鏡よ鏡さん 僕にホントを教えておくれ 鏡ヨ鏡ヨ鏡サン 貴女ハ何ヲ見テキタノ 嘘に偽善に戦…
静かな水面 光は増えるが その存在は 増えはしない 鏡の裏を覗く猫を 人は笑って眺める ウツスモノは有って ウツサレルモノは無いよ 優しく風が吹いて 夜空と月と水面を傍観 ささいな受くる側の要素 光は人間そのもの 光は存…