LRでです。
数日前から何だか全然やる気が起きなくて、流されるまま生きている感じです。
流されるまま生きていても何とかなっているのは明らかに本と実践のおかげで、「いっぱい本読んで、いっぱい考えてきて良かったな」って思います。
でもまあ、こういう時はどうも昔から布団かぶってボケーッとしてしまって、わずかなやる気が出るまであんまり動けないです。
それで、ぼーっとしながら、
「昔もよく布団にこもってたな」
ってことを思い出しました。一番多かったのは高校2年生、3年生ぐらいの時です。
当時の僕は、今まででも一番メンタル落ちていた時期でした。
中3ぐらいの時に両親が離婚したショックからだんだん崩れていった時です。(といっても3歳から別居なので籍が外れただけなんですが)
積み重なる母のヒステリックな発言や当時出会った人たちとの共依存もあって、わりとズタズタでした。
いわゆるリスカみたいなのはしなかったんですが、川に飛び込もうとしたり、あと攻撃性がすべて内向きだったので、精神的なリスカはたくさんしたと思います。
ここでは書けないこともいっぱいしたけど、そうでもしないと耐えられませんでした。
そんな頃のことを、最近布団にこもりながら思い出していて、
「あの時は、あの環境が、生きる世界のすべてだったんだな。」
って思います。
なぜいじめやブラック企業で自殺してしまうのか?というと、もちろん簡単なことは言えないんだけれど、ひとつは『自分の生きる社会がそこだけだから』だと思うんです。
よく考えたら、学校っておかしな場所です。
ひとつの社会に閉じ込められて、「みんな仲良くね」とか言われながら、時に競争しながら、3年間や6年間を過ごします。
その社会の中で例えば『いじめられっ子』ってみんなに認識されると、自分の中でいじめられっ子が100%になります。自我=いじめられっ子です。
同じように、ブラック企業もそうです。
退職とか転職とか、あなたを認めてくれる人とか、社会にはいっぱいいるはずなのに、社会=会社になっちゃってるので、他の選択肢が見えないんです。
じゃあ、どうやって脱出するかっていったら、
他の社会の存在を知る、他の社会に出ていく
ということだと思います。他の可能性があるよってことを知ること。
でもこれがまた難しいです。なぜなら、当事者は環境を遮断されていて、身も心も「この世界が全てだ」って信じさせられているからです。
ブラック企業の合宿研修とかもすごいバカみたいな話で、あれは会社が世界のすべてだって洗脳しかけてるだけのブラック労働者養成合宿です。
正当な対価が支払われてなかったり、本人が本来望むことでなければ、すぐに辞めた方がいいと思います。
そういう環境から抜け出す時に、僕がすごく役立ったなと思うのは、
食べる・寝る・本を読む
でした。
無理矢理にでもそういう時間をつくって、特に3つ目の本を読むをいっぱいやること。外に行く気力がない時は、家の中で『別の社会を知ること』です。
それでちょこっとでも元気が出たら、なんかの集まりにでも行ってみたりしながら、「こんな人がいるのかー」とか「こんな街があるのかー」とか、いろんな発見をしてみたらいいと思います。
とにかく時間をつくって、『やりたいくないことをとことんやらない』ようにしてみると良いです。
(ということで僕は今あまり動いていません……)
LRででした、おやすみなさい。