LR/sounds.Artでででででででです。
僕は『ナタラシズム』という、ギターボーカルとドラムの2ピースバンドを、2019年〜2020年ごろやっていました。
今日はそのバンドについて、今の状況と、僕が思っていることを書きます。
こんな曲をやっていました。
2ピースでもベースがいるバンドに負けないぐらい十分に表現することが出来て、演奏したりライブしたりするのはすごく楽しかったです。
ただ、2020年3月頃のライブを最後に、そこから活動しなくなりました。
「なんで今活動していないのか」
というと、端的に言えば活動する雰囲気ではなくなったことです。
それについて、もう最後のライブから1年以上経ったので、書いてみようと思います。
経緯はいろいろあるんですが、直接的なキッカケは
ドラマーさんが何の相談も無しに別のバンドを始めてしまった
ことです。
つい最近もライブしたみたいですが、とある白塗りヴィジュアル系?のバンドです。ナタラシズムとは違って、もともと好きなジャンルだったみたいです。
「実はご縁があって、別のバンド始めることになって」
と言われた時、別に仕事でやってるわけじゃないし制限する権利もないし、大人の対応しなきゃなーと「そっかー」と受け流したんですが。
やっぱりナタラシズムに集中してくれると思っていたから、何の相談もなしにというのは気持ち的にすごく寂しくて悲しかったし、怒る権利がないと分かっていても、ちょっとした怒りもありました。
それらの感情は、今でも残っています。だから白塗りとかビジュアルとか見ると、好き嫌い以前に拒絶反応が出ます。クソバンドクソジャンルって。(もちろん頭では、自分子供だなーって思ってます)
そこからは精力的に活動しようという感じでもなくなったし、まあコロナのこともあってライブもしづらかったので、今はほぼ自然消滅しました。連絡してライブしようとすれば出来るのかもですが、特にそういう雰囲気ではないと思います。
ただ、そこに至るまでの経緯は、
「僕もいろいろダメだったなー」
と思っていることもあります。
僕としてはバンドを大きくしたかったから、『あんまり好きなタイプじゃないけど集客協力してくれる人たち』とちょっと関わったりしたこともあったり。
あとは心身不安定で優柔不断さや見捨てられ不安もあったので、悩みすぎる姿を見せてしまったのも良くなかったです。つい顔色を伺って、変な話や話し方をしてしまったりとかもありました。『こうあるべき』にこだわりすぎたりとか。
そういう状況が続くうち、ドラマーさんは「一緒にバンド活動しててもつまらないな」ってなっちゃったんだろうなと思います。直接言われたわけではないけれど。
もともと真逆のタイプだったのもありますが、その点はなんかすごく反省点……というより、もっと感情的に、悔しいし悲しいし辛い思い出だなーと感じてます。自分に対してダメだったなーって。
だから、ドラマーさんが「またやりたい」とか、別のドラマーさんが「一緒にやりたい」って言ってこない限りは、もうナタラシズムとして動くことはないと思います。
『バンド』に対して憧れはある
んです。昔から。
僕は1980年代〜2010年代の洋楽ロックをメインで聴いてきたんですが、それらのバンドがスタジアムで最高の演奏をする映像とかを何度も見て、「みんなで最高のライブ空間を作り上げるって、本当にいいな」って思ったんです。
音と想いが合わさったり、ぶつかり合ったり、闘ったり殴り合ったり、腕を組み合ったり。
そんな空間を関係性を見て「いいな、羨ましいな」っていつも当時思ってました。
でも実際バンドをやってみると、全員が同じような音楽的モチベーションじゃないと厳しいし、何より『人間関係』が出来ないとダメです。たまにコミュ障気取ってるバンドマンいるけど、バンド出来てるだけでコミュ障じゃないなーと思います。ライブハウスの人とかとの関わりだってあるし。
今までギタリスト参加とかギタボだったりで4つぐらいバンドやってきたけど、音楽的モチベや目指すところの違い、互いになんか合わなかったりとか、誰が悪いとか無しに、すごく難しいし疲れちゃうなってことが多かったです。
だから、学校の友達みたいに基本的人間関係が出来ている間柄でバンドを続けられる人たちって本当に羨ましいです。
バンドをやりたい。
バンド演奏もしたい。
バンド音楽が大好き。
バンドでのライブも大好き。
なのにバンドをする、大きなステージでやりたい、目指したいということが、現実に許されない。
それが本当に苦しいし、なんでやれている人たちはやれて、僕には出来ないんだろうなって思います。理性的に理由はいくつもあれど、そういうことじゃなくて、気持ちとしての問題で。
ああー、このまま死ぬのは嫌だなあ。
LR/sounds.Artでした、おやすみなさい。