【の】音楽に求める価値の話

LR/sounds.Artでででででででです。

なんか昔よく聞いてたアルバムを聞きながら

「僕が音楽に求める価値ってなんだろう」

ってふっと思いました。

音楽に求める価値っていうのは、「こういう音楽が好き」とか「こういうのを作りたい」とかそういう話です。

というのも、「これはすごいな」って思える音楽(曲)とそうじゃない音楽があって、その感じ方の違いが、僕が音楽に求めているものなんじゃないかなーと思ったんです。

例えば、

「これはすごいな」って思える音楽

は、

・真実味がある
・全く聞いたことがない
・生命感がある

とかそういうものがすごく良いなって思います。

逆に、

・本当には思ってなさそう
・既存カテゴリ内もしくは既存カテゴリの組み合わせ
・目的があって作られた製品

とかは、主観的にはふうんって感想になりがちです。

そう考えると、やっぱり

アートとしての音楽

に惹かれているのかもなあと思って、たぶんそのアートはコンテクストゲームの市場としてのアートではなくて、もう少し広いアートなのかなって思ったりもします。

というかアートというよりも、

原始宗教的な『創造』

縄文人が土偶作って「さっきより上手に神様表現出来たぜ!」とか「この土偶には今まで見たことも無い神気が宿っているぞ!」みたいな。

そんな意味での『創造』に惹かれてると言った方が近いのかもしれません。

そういった音楽でありたい、ただそこにはテーゼとかアンチテーゼとかみたいな『文脈(コンテクスト)』が無いものだから、受け入れられづらいのも必定だったりして。

強いて言うなら、今までの人生の話とか心の話とか、そんな『ストーリー』が文脈の代わりになったりするんですが、そうじゃない音楽もあるので、結局は自分で文脈を作っていくしかないのかもしれません。

ただまあ、もし仮に平均寿命まで生きるようなことがあれば、まだまだ時間はあるので、小さなサイズでもいいので文脈ひいては世界を作っていけたらいいなあと思ったりもします。

あんまり焦ると川に飛び込むことになりそうなので、なるべくゆったりいけたらいいなあと。

LR/sounds.Artででした、おやすみなさい。

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