LR/sounds.Artででででです。
親知らずで死にかけた話を書きました。
僕としては
人生で一番、死を身近に感じた出来事
でした。
なんか、いつも「死にたい死にたい」って思ってる時は多いけれど、いざ死にかけてみると「もうちょっと生きたいかも」って思うものなんだなあと。
他にもいくつか気づきがあったので、ここに残しておきたいと思います。
気づき1:人はあっけなく、突然に死ぬ。
一つ目はこれ、人はあっけなく、突然に死んでしまうということ。
僕は自分のことをすごく運がいいと思ってるので、変なとこで死なないだろうなというのは確信してます。
でもいざ死が身近になって、「ああ、こんなに何の準備もできてないのに、いきなり死んでしまうんだなあ」ってすごく感じました。
だって親知らずです。死因親知らず抜歯による失血死とかすごいダサい笑
命ってはかないなあって思いました。
気づき2:「申し訳ないなあ」という気持ちが一番。
二つ目は「申し訳ないなあ」です。
もうすぐ死ぬかも、このまま意識失って出血し続けたら死ぬかもって思った時に、正直なところあんまり後悔しなかったんです。
「あれやっとけばよかったな」とか「もうちょっと生きたかったな」とか「何も成し遂げられなかったなあ」なんて気持ちはあったけど、それはあまり大きくなくて。
「ああ、ここで僕の人生終わるのかなあ。まあそれも一つの運命かあ、来世はもっともっと先へ進んでいたいなあ。」
って気持ちになって、その後に、「一言挨拶だけしときたい」って人の顔が何人か浮かんできました。
その時の気持ちは、
「こんな急に死んでゴメンね、挨拶もできずにゴメンね。迷惑かけて申し訳ない……」
って感じです。これが一番強かった。
だからまあ、もし死んでしまった時のことを考えて、日頃から死について話しておくべきだなあとも思いました。
気づき3:血が大量に入れ替わるとちょっと元気になる。
ここまで切ない感じが続いたので最後は笑い話ですが、三つ目は血が大量に入れ替わったらちょっと元気になったこと。変な毒気が抜けました笑
毎日それなりに前向きになって「死にたい」って気持ちがだいぶ減ったり、前までは内心怒ってたタイミングでほとんど怒らなくなりました。攻撃性が減った感じです。
この理由を少し考えてみたんですが、たぶん
・悪い血が抜けた
・血を補うためにレバーなど鉄分豊富なものをたくさん食べた
というのが挙げられるのかなって思います。
そういえば『血を抜くと元気になる』という瀉血(しゃけつ)治療というのが中世ヨーロッパにはあるそうです。現代医学では根拠がないらしいんですが、案外迷信でもないというか、流行った理由はちゃんとあるのかもしれません。
あとは僕は血が足りないタイプなので、日頃からレバーとかしっかり食べておくのも良いかなって思いました。
ただ病気もせずに日常的にどうやって血を入れ替えればいいのかな……って考えたら、
献血が最高に良さそう
です。
ちょっとぐらい社会貢献になるし、ウィンウィンで良いのかなーなんて思いました。
でももう二度と親知らずの異常出血はしたくありません……。
LR/sounds.Artででした、おやすみなさい。