【い】少子化は止まらない(止める気がない)

LR/sounds.Artででです。

こういう話題書くと敵味方分かれたりすることがあるので避けてるのですが、考えるネタにはなるかなということで、一応メモ的に残しておきます。

専門家とかではないので、話半分に聞いてください。

何をメモ的に残すかというと、

少子化が止まらない、止める気がない理由

です。

僕は政府(日本だけでなくアメリカとかロシアとかドイツとか、世界をコントロールする実力のある人々という意味の広義の政府)は、少子化を止める気はあんまりないかなーと思っています。

なんでかというと理由は簡単で、

今後、労働の価値が爆下がりしていく

からです。

それはシンギュラリティとかで産業革命みたいなことが起こって、多くの人の労働生産性が限りなくゼロに近づいていくためです。

それで、「たくさんの人がいても養えないし意味ないから、人口減らしちゃおうぜ」って方向に動いていると思っています。

というのも、

今の世界は一応資本主義が基本

で、経済活動を中心に社会を維持していきましょうね、みたいな感じです。

じゃあ経済活動とは何かと言えば、現実的な仕組みとしては

資本家が労働者を雇って社会を回していく

という構造があるわけなんですが、現在資本家と労働者の格差というのはかなり強烈に離れてきているのですね。

いわゆる貧富の差という話ですが、単純に資本主義では『お金の稼げる人=生産性のある人』とみなされるわけで、相対的にどんどん価値が下がっていってます。

具体的には、例えばアマゾンの工場とか。

これはもう純粋に「ロボットのが給料安くてよく働くやん、人間いらんやん」みたいな話です。

こういうのは相場と同じで、相対的に労働力の価値が下がっていることを意味します。

仕事を奪われるという話だけではなくて、レバレッジをかけまくって実際に世界に回っているお金の10倍は金融取引でお金が回っているので、

投資家はどんどん儲かる=労働力で稼ぐお金の価値は相対的に下がる

みたいな構図があるのかなと思っています。

そうなるとさらに労働力の価値が下がっていくというか。

そういったお金の要因だけでなくてシンギュラリティなど人工知能・ロボット・遺伝子工学とか諸々の科学技術の爆発的発展で、

より少数の一部の人のみが大きなパワー(お金・AI・能力・健康etc..)を持つ

ので、かつて馬車が蒸気機関車に取って代わられたように、大多数の人間はロボットとか人工知能とか他のものに取って代わられるということです。

そうなると、

大多数の人間の労働生産性は限りなくゼロに近づいていく

ので、資本主義の世界においては『労働生産性ほぼゼロの人間は価値がない=養う必要がない』みたいな話になってくるわけです。

「って、これホモデウスに書いてあるやん!」

って思った人はごめんなさい。

一応昔から考えていたことではあるのですが、有名なホモデウスという本にだいたい似たことが書いてあります笑


僕は全面的にこの本に賛成ではないのですが、でもここからもう少し考えを進めてみると、政府(もう一度書きますが、日本だけでなくアメリカとかロシアとかドイツとか、世界をコントロールする実力のある人々という意味の広義の政府)は、

少子化を止める気がない

と思うんですよね。

もっと言ってしまえば、人口抑制政策というか。だって将来たくさん人がいても養えないですからね。

日本に限っていえば、消費税とかもお金のない人ほど相対的に負担が大きくなります。

お金持ちは投資はしても消費や浪費はあまりしない

です。

例えば月収20万円の人が500円の夕飯食べることはあるかもしれないけれど、月収200万円(年収2400万円)の人が毎日5000円の夕飯食べるってことはないと思います。

もっとわかりやすくいうと、月収2000万円(年収2億4000万円)の人が、毎日5万円の夕飯食べるっていうと、そんなことはないです。それはそれで疲れるし、人間胃袋のサイズ決まってます。

でも、逆に500円の夕飯を減らせるかって言われたら、それはちょっと難しいですよね。節約にも限度がある=物理的肉体を維持するためには最低限度の量がある、ということです。

(これも物理より抽象、具体的お金より数字上の金融のがデカイ価値があるって現れです)

そんなこんなで、

消費税を増やすこと=貧富の差を広げて末端と言われる人口を長期的に見て減らそうとしている

のかなーとか。

保険とか、不妊治療の保険適用の話とかも。

あんまり踏み込むと完全に政治の話になって敵味方わかれちゃったり、どれが真実でどれがデマかみたいな話になるので言わないですが(そもそも僕に政治的スタンスはあまりないです)、なんというか、

お金に幸せをコントロールされる人生はやめようよ

ってことは常に言いたいし、人間ってお金とか評価とか関係なく、そのままで素晴らしくなれる可能性を秘めていると信じているし。

自分もどうやったらそういうコミュニティが実現できるか考えていきたいなーとか思います。資本主義という評価軸と社会システムの外へ行こうよ、というか。

僕は「表現者だから反発すべき」みたいな考え方はあんまり好きくないんですが、でもどうやったら迷ってしまった人に居場所を作ってあげられるのかなとか、そういうことは考えていきたいなって思います。

考えることは一生止めないです。

LR/sounds.Artでした、おやすみなさい。

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