LR/sounds.Artででです。
こないだ【の】「寂しい。」って記事に対して、ちょっと聞かれたというか感想みたいな感じで頂いたんですけど、
「よく昔の辛いこととか正直に書けるね、すごいねえ。」
ってメッセージをいただきました。
(なんか文面にすると嫌味っぽく見える人もいるかもしれませんが、そうではなくて普通に感想メッセージです)
実はこれは僕もちょとだけ意図してるというか、「暗いこととか辛い話もそのまんま書いていこう」って決めてるんですね。
というのも、
昔はそういうの全然書けなかった
んです。
なんでかって言うと自分をさらけ出したりおちゃらけたりするのが本当に苦手だったんです。
これはもう小さいころからで、例えば小学生がやるようなバカっぽい遊びとかほんとダメだったし、中学生や高校生の思春期に下ネタ話すとか、大学生でお酒飲んでバカ騒ぎするとか、なんかそういうのがとことん苦手で。
よく言えば?クールと言われるし、悪く言えば付き合い悪い感じだったんです。(今でもそんな良くはないけど)
その延長線上で、自分をさらけ出してしまうと
「バカにされるんじゃないかな」「嫌われるんじゃないかな」
って不安でたまらない、その心のハードルを乗り越えられなかったってのがあります。
たぶん他にも、悪い完璧主義とか見栄っ張りとか理由はいっぱいあると思うんですけど、とにかく暗い話辛い話弱みの話とかはなるべくしないというか、
自分のイメージを作ろうとする
ってクセがあったんですね。
それが音楽とか世界の構成力みたいなものに繋がってる部分もあるのかなって思うんですけど、日常世界ではやっぱりちょっと生きづらくって。
でも2018年ぐらいから、
ブログをちょこっとずつだけど書き続ける
ようになって、少しずつ少しずつなんですけど自己開示の範囲を広げていくことが出来ました。
そうやって自己開示の範囲が広がっていくと、
「案外嫌われないんだな」「大丈夫なんだな」「むしろそれでやってくる出会いもあるんだな」
ってことが分かってきます。
一種の恐怖突入というか、本当に石橋叩きながらちょっとずつ試していって、それでやっと分かってきて心のブロックが外れてゆくんです。
もちろん僕が僕を出していくことで「なんて暗いやつなんだ」とか離れていく人もいるし、逆に「なんかディープで面白いぞ」とか「意外とラフな人間なんだな」とか、そうやって近づいてくる人もいて。
でもそうやって出会いと別れがあっても共通しているのは、
素のままの自分で交流していける
ってことなんですよね。
これがすごく楽というか自然体なのかなーって思います。
ある程度生きてるとだんだん分かってくるんですけど、基本的に僕は人に好かれづらいんだろうなーって感じがします。
昔ライブで出会ったおじさんに笑いながら言われたのが、
「君は一見感じの良い好青年だけど、中は色んな濃いものが渦巻いているねえ(笑)」
ってセリフでした。(叫んでたのが良くなかったかもしれない)
まあその通りなのかもしれないしそうじゃないのかもしれないけど、とりあえず「あんまり合う人はいないのかもなー」ってのはわかります。
でもだからこそ、本当の意味で認めてくれたり愛してくれたりって人は大切にしたいなと思うし、すごく奇跡だなって思うので、大事にしながら生きていきたいです。
LR/sounds.Artででした、おやすみなさい。