【い】『孤独感』を考える

LR/sounds.Artででででです。

今日ぼーっとしながらふっと考えてみたことがあって、

「そもそも何で孤独を感じるんだろう」

ってことです。

昔ブログで【の】「寂しい。」という記事を書いたんですけど、僕は人付き合いがそんなに上手くないこともあって、とにかく孤独だなあ寂しいなあって感じることは多いです。

孤独とか寂しいはそもそも人間誰しもが抱える悩み、じゃあなんで抱えるのって言ったら『社会性動物だから当たり前』って理解をしていたんですけど、でもふっと思ったのは、

『孤独感が当たり前』って常識を疑ったことがなかったな

と。

・ずっと孤独でいると死期が早まる
・誰とも喋らないでいると精神崩壊してしまう

というのは感覚的にはわかるけれども、ほとんどの恐怖と一緒で、もしかしたら現代社会において孤独感はあんまり必要な感情じゃないのかもしれません。

だいたいこういう時は生存本能とかに結びついていて、たぶん『一人でいたら猛獣に襲われて死んでしまうから孤独を避けるように脳が出来ている』とかの理由なのかなーって思いつつ調べてみたらこんな記事がありました。

「孤独」を感じる脳の部位、特定される:研究結果

マサチューセッツ工科大学(MIT)の神経科学者らによる研究チームはこのほど、こうした「孤独の感情」と関係すると見られる脳の部位を特定したと発表した。研究チームによると、それは脳の後部にある背側縫線核(DRN)という部位なのだという。

WIRED

・孤独を感じると脳の部位が反応する
・隔離後に再会するとより社交的になる
・社会的地位が高いほど孤独に弱い

なるほど一度隔離されると社会のありがたみを知って社会性が高まったり、なんかの地位によって自分を保ってきた人はその地位を失った時により辛くなる(定年退職後のサラリーマンとか)のかなあなんて思いました。

でもここでまた思うのは、

脳の反応なら制御できそう=孤独を感じなくなれそう

ってことです。別に孤独に見えても寂しくないやーみたいな。

これと似た話で恐怖の例を話すと、例えば人間は環境が変わることに恐怖を感じます。

これは原始人は環境変化=死に直結するので、変化を怖がることでなるべく現状維持をして生き延びるという脳の仕組みがあるんだそうです。

でも現代社会では変化はそんなに死に直結しないというか、むしろ恐怖に打ち克ってチャレンジしたり受け入れて頑張ることで成長して、地位や名誉や金銭が手に入ったりします。あいつすげーってなるわけですね。

同じように孤独も脳の仕組みである&少なくとも生存という意味では現代社会ではほとんど孤独でも問題ないのなら、孤独を感じる脳の仕組みに打ち克って一人で生き抜くことで、

新人類的な何かになれる

というか脳的に進化してゆくのかなーなんて思ったりします。

ということで、必然性を伴う最低限の交流以外をなるべく減らしていって、孤独になったら人生どうなるんだろうってのを実験してみたいなーと思いました。(まあもともとあんまり人と会わないんですけどね)

孤独≠寂しい。

LR/sounds.Artででした、おやすみなさい。

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