LR/sounds.Artででででです。
ここ最近
結婚について考える
ことが多いです。
まあ適齢期(をとっくに過ぎてる?)からかもしれませんが、少なくともお付き合い云々において結婚も視野に入る年齢ではあるのでなんか考えるようになりました。
実際には具体的に誰かと結婚するか悩んでいるという話ではないんですけど、そもそも
「自分は結婚したいのか?」
みたいな問いについて悩むということが増えてきたという感じです。
それでいろいろ考えてみて…というか2年ぐらいゆるく考え続けてきたんですけど、ここ1週間ぐらいで明確に思うようになってきたのは、たぶん
結婚しない方が幸せそうだな
ってことです。(あくまで『僕は』の話)
というのも、例えばなんですけど理想の結婚生活(ぼくのかんがえたさいきょうのけっこん)的なものを考えた時に、こんな感じになります。
・四半期末婚(3〜6ヶ月に1回会う)
・子どもなし
・別々に住む(電車で30分ぐらい)
・お互いに夢とかやりたいことに夢中
・連絡は気の向いた時に(毎日絶対やり取りとかはなし)
・ルールを決めない
もはや結婚じゃない
というのが正直なところであって、結婚というか『同じ士官学校に通った歴戦の戦友とたまに会って近況報告します』みたいな感じなので法的に書類を書く必要性がほとんど皆無に見えます。
まああくまでこれは『ぼくのかんがえた』であって、こういうのは意外と相手次第でコロッと変わっちゃったりします。「俺は結婚しないぜ!」とか言ってた人が急に結婚するみたいなアレです。
なので僕もどうなるか分からないわけですが、でもまあ『法的に書類を書く必要性』で言えば、やっぱり
子どもの有無
が一番重要なポイントなのかなあと思います。
なんとか控除とか親の苗字が違うといじめられるとかそういう必要性があると結婚した方がいろんなメリットを受け取れたりデメリットを回避できたりするし。
事実婚状態だといろいろめんどくさいというのもあるので、そういう状況であれば結婚した方が良いだろうなあと思います。
ただ常々思うんですけど、
メリットとデメリットで考えると結婚はできない
というのはあって、やっぱり何かの拍子に「えいやっ」みたいなのとか、「なんか私たちだけ最後まで残っちゃったね」とか、流れ的に『まあ結婚しよっか』みたいなのがないと難しそうだなーと思うんですよね。
結婚と独身どっちが幸せとかそういう比較も含めて『比べてしまうと出来ない』というのがあって、比べる思考になってしまってる時点でまだタイミングじゃないんだろうなあって感じはします。
もし幸福度とかで比べちゃうなら独身のが幸せって研究結果もわりとあるみたいだし、なにより把握している限り
僕の身の回りの両親親族は100%離婚してる
ので環境的な説得力もないです。(死屍累々)
なのでやっぱり「どっちが幸せ?」って比べてしまえばとても踏み切ることは出来ないわけで、そこを補えるだけの甲斐性もないし。幸せになる未来がまったくもって見えません。
そんなこんなで「えいやっ」って勢いとか、「なんか流れがそうっぽいよね」みたいなタイミングが大事なんだろうなあって感じがするのです。
そもそも
「結婚って何」
って考えた時に、現代においては法的な書類の話で、単純に言えば社会的契約なのかなーって思います。
「私たちは結婚しますよー」って社会に宣言して、それをみんなに承認してもらう。アナログ版ブロックチェーンみたいな感じです。
じゃあ『なんで結婚が生まれたのか』ってのを考えると「人間は1:1でロマンチックな恋をする生き物なのよ」みたいな素敵な話ではなくて、たぶんそうした方が
社会が安定して生き残りに有利
だったからだと思います。
なんかそういうのはたぶん法学とか民俗学的ななにかを紐解けばめっためったに色んな研究結果とか解釈が出てくるのかなーとは思うんですけど、基本的には『集団の生き残り』みたいなところから出てきてるのかなーという感じです。
すごく昔の時代を思い起こせば、婚姻の儀式とかで結束高めてあっちの集落に勝つぞーみたいなの普通にありそうですからね。(当時生きてないけど)
でも文化みたいなところに着目した時に、スウェーデンだったか忘れましたが恋愛と子育てと老後のパートナーが違う国(離婚と再婚が多い)みたいなこともあるようなので、何か
文化によって結婚と離婚の重さが違う
みたいのもあるのかもしれません。
そう考えると僕がわざわざ『結婚とはなんぞ』みたいな記事を夜中にこんなに長く書いているのも、文化的に結婚を重めに考えているみたいなところがあるのかもしれませんね。
子どもが絡んでくるとまた違うと思いますが、結婚それ自体については「えいやっ」で結婚してなんか違ったら「ごめん違ったわー」みたいにしてやめられる共通認識が互いにできれば、特に悩まずに決められるのかなーとか思いました。
LR/sounds.Artででした、おやすみなさい。