【詩】鏡さん鏡サン
右目が左目 右手が左手 鏡はまったく分からない 裏側のぞく猫いたら バカだな バカだな 笑ってみるけど 案外 違いはないのかな 鏡よ鏡よ鏡さん 僕にホントを教えておくれ 鏡ヨ鏡ヨ鏡サン 貴女ハ何ヲ見テキタノ 嘘に偽善に戦…
音と文と屑
右目が左目 右手が左手 鏡はまったく分からない 裏側のぞく猫いたら バカだな バカだな 笑ってみるけど 案外 違いはないのかな 鏡よ鏡よ鏡さん 僕にホントを教えておくれ 鏡ヨ鏡ヨ鏡サン 貴女ハ何ヲ見テキタノ 嘘に偽善に戦…
静かな水面 光は増えるが その存在は 増えはしない 鏡の裏を覗く猫を 人は笑って眺める ウツスモノは有って ウツサレルモノは無いよ 優しく風が吹いて 夜空と月と水面を傍観 ささいな受くる側の要素 光は人間そのもの 光は存…
ポップでキュートなエレベーティングカンパニーで繰り広げられる頂上決戦は、 明日にでもか弱い僕らを飲み込み、食い散らかし、平穏を乱そうとこちらを睨み続ける。 血で血を洗うこれまでに体験したことの無い恐怖はとてもとても耐え難…
しんしん薬草創立記念日転換期によるテンカン記念日楽々法日みんなで遊べばほらほら見渡す燦然山人惨状情婦の不埒な行動断罪致せばバリカンばりばり持って盛って藻って喪って服喪心外唐突道徳在らぬ在り方貴方は何処か何処行くこれ行く信…
見つめる先に在る光 凍りつきそうな指先 温もりを求めたのは弱さ 得たものは幻 既に無く 傷ついたままの身体 つける薬も見当たらず 言われるがまま 嘆くだけ 自身の過ちとも知らず 落ちる岩 砕ける音 閉じる世界
夏の川はいい。 鯉みたいなやつに小魚、亀までいるこの水の中。 濁ってはいるけれど、何だか栄養は豊富そう。 夏の晴れた日に川を眺めるのは、瞳の綺麗な子に気づく様子と似ている。 初恋と言う訳じゃないけれど、どこか甘酸っぱいよ…
昔からそうなんですけど、音楽をすればするほど、悲しい気持ちになります。 「音楽でつながろう」「音楽でハッピーになろう」 こういう考え方がどうも苦手で、音楽は何かを成し遂げるための、”道具”ではない、と思ってしまいます。 …
夢で対バンすることが割とあるんですが、いつも、どのバンドも最高にクールです。聞いたこともないような音楽ばかり。感動して、現実を見て、これは何だろう、音楽か?と思ったりもします。その筆頭は自分です。原因は、要因は、全て、潜…
きっと、音楽の洞穴に逃げ込みたいのだ。社会を避けて生きていきたいのだ。 傷つくから、怖いから、 じゃあ何が怖いのかと言えば、それは人間に違いない。自分を含めた人間に違いない。 ほとんどの人間が、自分の魂の方向とは違うこと…
心の真実を茶化そうとする。 貴方の現実はそこにあるの?
深い深い森の中小石見っけ草の芽見っけ あっちへ行こうこっちへ行こう夢見っけ 深い深い森の中優しい木々花は恥じて咲くよ 持ちつ持たれつ仆れたのには理由があってそれはちょっとした原理で 文句なんか言えないのさ歩き続けて 初め…
平穏が長く続かないことぐらい、300年も生きてれば、分かってるつもりだ。 未来の広がりが予定通りではないことも、当然、知っているつもりだ。 だが、これはないだろう、と亀は思う。 必死に、東を目指したけれど、虚しく彼は、一…