【ぼ】僕は”音楽”には向いていない。
LR/sounds.Artでででです。 なんか最近は昔の詩の更新が多かったので、普通の記事を書くのは久しぶりな感じがします。 それでここ1〜2ヶ月、詩とか絵とか護符とかもちろん音楽とか、いろんなものを作ってきました。 そ…
音と文と屑
LR/sounds.Artでででです。 なんか最近は昔の詩の更新が多かったので、普通の記事を書くのは久しぶりな感じがします。 それでここ1〜2ヶ月、詩とか絵とか護符とかもちろん音楽とか、いろんなものを作ってきました。 そ…
鳩に畏れおののいた6日後、僕は平然とあの子の上を歩いている。 季節を読めないバッタは側溝に埋まっているし、綺麗な老女は世界を装っているようで。 まるで不安定な金属プレートは安心には程遠く、古いものも壊れていくから愛するこ…
「宣告された中では、君が一番役に立つよ。」 医者は冷たく、そう言い放つ。 僕はウィルスとして生まれ、ウィルスとして育った。 当然、特に選択の自由とかもなかったし、 行きつくところなんて決まっていた。 生きるか死ぬか、って…
案内をつけるということに対して非常に迷ったんですけれども案内をつけようと考えている自分は本当のことなので書いてみることにしました。二十数年楽しくて考え続けたり言葉にしたり音楽してみたり色々な生活を送る中で色々な表現に出く…
大きな川の橋の上から、川の流れを見るのが好きで。 それはおそらく死に近いから、なおかつ安全な場所だから。 安全地帯から黄泉を眺める、あまりにエゴに満ちていて、 そこで自然を感じているから、僕はきっと現代人だ。 とおくの明…
もし この枕元に薬があるならばきっとそれを 口にするだろう そして 二度とは戻せない薬を見猛烈に後悔するに違いない 闘っているのだ 歪んでしまった蜘蛛の巣のようにおかしく曲がった首をかかげてこの布団に吸いつけられるように…
愛情とは、高次の生存欲求だと思いました。 何故、愛情と言う感情が生まれるのか。そう考えた時に、必ず何か、原因があるはずです。 「何で、誰かを好きになるって思うの?」「人は、愛で生きているからだよ」 こんな曖昧な回答では、…
その日僕は、公園で首を吊ろうとした。 まるで可愛げの無い、雨の日だった。 傘も差さずに出かけたその足で、 何か固いものを蹴っ飛ばした。 それは僕の、心臓だった。 無残に灰色に変色した、 僕の未練と後悔そのものだった。 途…
足の裏 一歩踏み出す 瞬間 ゴリッとする 感触が まあるいモノ ちいさい まあるいモノ もし あれがクルミなら 今夜は眠れる 幸せに もし あれがスズメなら 目はカッと見開く 眠れない
ほこり ほっこりただよう ただよう ほこり ふわっと水のあわ 水のあわ ほこり つかめない海のなか 海のなか ほこり ギラギラ流れてく 流れてく ほこり さらさら消えていく 消えていく ほこり じとじと戻ってく 戻ってく…
いつまでもどこまでも、結局は同じことを繰り返しているだけ なのかもしれません。 自分なりの人生をうまいこと渡って行き、 自分なりの舵取りでそれなりのバランスを取り、 そうして造ってきた望まぬ部分もある世界というものは、決…
いつもストレスとか溜め込んで、自己処理するタイプなんですが、 やっぱりちょっとずつ、廃棄物のようなものは積もっていくんです。 だからたまに、過剰に食べてしまったり、過剰に飲んでしまったり、 寝込んでしまったり、歩き続けた…